ドラム缶専門店 罐三郎本店 | お客様のニーズに応じたドラム缶を1本から販売・配送。副資材も取り揃えております。

ドラム缶専門店勘三郎は「良質の再生ドラム缶」を全国どこでもお届けします。

罐三郎は再生ドラム缶を専門に扱うお店です。
購入したいのに売っているところがない、というお客様のニーズから
誕生した罐三郎は、良質な再生ドラム缶を1本、1個からご注文いただけます。
環境によい再生ドラム缶を販売することで、地球環境問題の解決に貢献しています。




■罐三郎が生まれた日■

罐三郎は2018年4月にある思いをきっかけに誕生しました。

更生缶メーカーの営業をしていた私は、ケミカル工場などに営業を行い
毎日200本前後の注文対応や納品対応などを行っていました。

ある日、事務所で作業をしているときに電話がなり、いつものように受話器をとった
「そちらでドラム缶を販売していますでしょうか?」との問い合わせ電話でした。
色々と話を聞いてみると、会社の近くの個人の方で、いつもは近くのガソリンスタンドにもらっていたが
ガソリンスタンドがつぶれてしまって、どこかで売っていないか色々探しているとの事

確かにドラム缶をいざ購入しようとすると、実店舗で売っているところは皆無
ホームセンターなどにもほとんどおいていないだろう。

1本だけ販売してほしいとの事だったが、答えは「NO」

メーカーであるという理由もあるが、それより大きなリスクがあると考えているからである
インターネットなどで「ドラム缶」と検索すると「ドラム缶 殺人」などが上がってくる
実際、ニュースにも取り上げられている、ドラム缶が使用された場合、警察からの電話などもある
以前サリンを製造していた村にあったドラム缶を販売した会社は、メディアの問い合わせなどがあったらしい
個人のお客さんの使用用途がわからない、事件になると会社に影響を及ぼすリスクがあるのだ

毎日のように200本以上を出荷している会社からすると、1本販売してメリットより
事件に巻き込まれるデメリットを極力減らすという判断であるから仕方がない

私は、電話口の男性に「申し訳ございません、販売は致しかねます。」とお伝えしました
男性は「では、どこか購入できるところがありますか?」と質問されたのですが。
私は購入先をお伝えすることができなかった・・・。
「そうですか、いろいろ探してみます。ありがとうございました。」と電話を切られました。
多分、当社にのが初めてではないのだろう、かなりの疲労感が電話口からでも伝わってきた。

実際、この手の電話は非常に多かった、ひどいときには月に4,5回かかってくることもあった。
毎回、販売できないことと、売っているところを知らないと伝えなくてはいけなかった。

断ることと販売することはできない葛藤の中で出てきた答えが

「自分で店舗を作って、小売りをしよう!!」

更生メーカーから仕入れて販売すれば、両方とものニーズにマッチするはず、
メーカーでは販売できなくても、罐三郎ありますよって言ってもらえれば・・・。

そして、個人事業主として新規オープン


社長と話して、断った個人のお客様に再度電話をして、
「罐三郎ってサイトで購入することが可能になりました。」と伝えると
ほとんどの皆さんが喜んでくださり、実際すぐに購入いただけました。

正直、いまでも事件に巻き込まれないか心配ではないというとウソになりますが
再生ドラム缶を必要としてくれるお客様がいる限り、罐三郎を続けていこうと思っています。